受験生の皆さんへ
高橋研の研究のキーワードは「地圏環境と機械」です.建設機械・開発機械の自動化・ロボット化技術,建設廃棄物を再資源化する機械(環境対応建機),廃棄物を利用した環境調和型地盤材の開発など,環境知能工学・環境地盤リサイクル工学に関する研究を実施し,循環型社会の構築に貢献したいと考えております.研究領域は,機械系,土木系,環境系などに及んでおり,フィールド調査や理論(シミュレーション)と実験の両面から様々な課題に取り組んでいます.機械系・土木系出身者はもちろん,他分野の学生にも大いに期待しています.

高橋研では今後,下図に見られるような汚染土壌の知能化修復システムなどについても研究していきたいと考えています.


入試情報の要点を下記に示します.詳細は環境科学研究科のHPを参照下さい.

前期課程の場合:

高橋研の入試群は,「エネルギー環境群」か「環境総合群」になります.エネルギー環境群は,機械系,地球系,物質系,化学系,生物系など理工学の幅広い領域に対応しています.東北大学工学部機械知能・工学科の卒業生は,必ずエネルギー環境群で受験することになります.他大学出身者の場合,卒業学科が機械系・地球系であれば,エネルギー環境群での受験になると思われますが,一応,念のため東北大学工学部機械知能・工学科の卒業生以外で高橋研を希望する学生は,研究室の指導教員である高橋 弘教授に連絡を取って下さい.学生の学部教育履歴により「エネルギー環境群」かそれとも「環境総合群」かを判断致します.
Tel:022-795-7394,e-mail: htaka@mail.kankyo.tohoku.ac.jp

エネルギー環境群で入試を受ける場合,英語,基礎1科目,専門2科目を受験する必要があります.英語は,筆記試験を行わず,TOEICあるいはTOFELの公式認定書を提出してもらい,その点数で英語を評価します.従って,エネルギー環境群で受験を希望する場合,必ず前もってTOEICあるいはTOFELの試験を受けておいて下さい.一般に受験生はTOEICあるいはTOFELの試験を数回受けて,最もよいスコアの認定書を提出しているようです.従って,少し経費はかかりますが,数回受けておくことを勧めます.

基礎科目は,数学,物理学,化学から1科目選択.
専門科目は,流体力学,線形システム論・計測工学,材料力学,物理化学,環境化学,地球科学から2科目選択.
ただし,東北大学工学部機械知能・工学科以外の卒業生は,基礎2科目,専門1科目あるいは基礎3科目での受験も可能です.

東北大学工学部機械知能・工学科以外の卒業生,他大学出身者で出身学部が工学部以外の学生(例えば農学部,理学部,薬学部など),他大学の工学部出身であるが,機械系・地球系以外の学科の卒業生の場合(例えば土木系,電気系,材料系など)は,「環境総合群」での受験も可能です.環境総合群の場合,試験科目は,上記9科目の中から2科目選択,英語および指導教員が定める試験(口述試験など)になります.英語は,エネルギー環境群の場合と同じです.
環境総合群で受験可能かどうかは,学部教育履歴を基に指導教員が判断しますので,環境総合群での受験を希望する場合は,必ず,高橋 弘教授まで連絡して下さい

後期課程の場合:

高橋研の入試群は,「エネルギー環境群」になります.後期課程の場合,試験は個々の受験生毎に対応しますので,後期課程に編入学を希望する修士修了学生や社会人の方は,必ず高橋 弘教授に連絡して下さい.詳しい試験情報をご連絡します.
Tel:022-795-7394,e-mail: htaka@mail.kankyo.tohoku.ac.jp